2010年10月28日木曜日

【赤沢:10/27】綺麗な花には毒がある


晴れ時々曇り
気温15.1度
北の風3m
水温23度
透視度10~20m

気温が冷たくなってきたので海の中がホントに温かく感じます。水中はまだ23度、夏の余韻を引きずっているような水温です。



ボートポイントでは超群れ群れの状態がありました。
イシガキダイが突進してきたかと思うとクロメジナの群れがドーっと視界一面を右往左往し、見上げるとオキタナゴガ舞っていてブリが横切って行くのです。

こりゃ動画だろ、ということで。







この乱舞は迫力でした。
クロメジナの群れはもしかしたら産卵行動に関係あるのかもしれませんね。もっと注意深く観察してみます。








綺麗でしょう?

まるでアジサイの花のようですが、動物の一部です。



ラッパウニの棘なんですねー。ラッパウニは西伊豆では多く見かけますが、伊豆高原周辺ではちょっと珍しい方ですね。

ウニの棘と言えば、針の様に尖ったものをイメージしますが、マジックハンドのように物をつかむ構造になっているものもあるのです。

普通のウニではとても目立たない叉棘なのですが、ラッパウニはこれがメイン。

大きくて花の様に広がる叉棘が全面に広がっています。

触ったりすると、この花びらに見える部分が閉じて手にくっついてきます。小さな小さな棘が皮膚に引っかかってるんですね。

棘には毒があります。

人によっては呼吸困難になることもあるそうなので、お気を付け下さいね。







ヘラヤガラに出会いました。
伊豆ではよく見かけるアオヤガラとは近い親戚ですが、こちらの方の住まいはもっと南方。
あまり頻繁に出会う魚ではないです。
体のカラーリングは、真っ黄色だったり、ベージュだったり、縞が入っていたりとかなり多彩ですが、この子はお尻が黒から黄色のグラデーションになっていて、さらには白と黒の水玉模様のオシャレさんでした。





こういう「○×が□△に…」、というシーンが好きなんです。
ホンソメワケベラがウツボの口の中を掃除していても、ウツボは決してホンソメワケベラを食べたりしない、という話はよく見聞きする話ですが、実際よく本当に食べてしまわないものだと感心します。

ウツボの顔も「お願いしまーす」という表情だと思うんですけどね。。。

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