2010年10月14日木曜日

【富戸:10/11】闇、去る


晴れ
気温25.3度
東南東の風2m
水温23~24度
透視度8~13m


連休最終日、体育の日祝日は見事な日本晴れになりました!
闇のようだった東伊豆の海は回復し、昨日の富戸では7m前後だったとのことで、今日はもっと良くなっているだろうと予想して富戸へGO、であります。



予想よりももっと見えていて、透視度は10m前後、ちょっと白っぽいかなとは思うものの、良く言えば15mほど見えている十分なコンディションです。
少し早く潜り始めたので、日差し的にも潮の干満的にも富戸ホールがいいかなと思って行ってみました。
ちょっと白っぽいので角度が限られるものの、光の筋が幻想的で綺麗ですね。

ライト持っているのは僕です。こう写るだろうと思って狙って泳ぎました。
ダイビング雑誌っぽいでしょ(笑)

カメラマンKACHI様ありがとう!!



あちこちの海でソラスズメダイの大群を見かけますが、富戸はトップクラスですね、一時期よりは減った感がありますが、それでもダイバーの顔が写らなくなるくらいはいます。



どうも前と同じ子のような気がするアジアコショウダイの幼魚さん。
クネクネとベリーダンスのように踊り続けるので少々撮りづらい魚ですね。
動画向きです(笑)





9月中旬あたりからゴンズイの子供の群れを良く見かけるようになりましたが、最近は黄色の多いゴンズイが多い様な気がします。
今日も「あぁ、またこの群れも黄色っぽいなぁ」と通り過ぎようとすると、一匹細長いのがいるではありませんか。
よく見ると全長10センチほどのアオヤガラの子供で、まるでゴンズイの色に合わせるかのように同じ黄色なんです。
ゴンズイの群れに違う魚が混ざっていると言うのは、僕は初めて見ました。



偶然かと思ってゴンズイの群れを押してみると、ヤガラも一緒に押されて行きます。
やっぱり一緒に居たいみたいです。
興奮させたら普通のアオヤガラの色に戻るのかなと思いまして、ちょっとちょっかいを出してみたんですが、わずかに変化はあったものの黄色のままでした。



ゴンズイは「ゴンズイフェロモン」という物質を出すことでお互いに群れの仲間と認識しあって、ゴンズイ以外の魚とは混ざらなかったのではなかったでしたっけね?
群れによってフェロモンが微妙に違うので、ゴンズイ同士でも群れは混ざらないし、同じ仲間だったゴンズイが病気だとか何らかの原因でフェロモンを出せなくなると、仲間とは認識せず攻撃されることもある。とも聞いています。



この黄色いヤガラは何故混ざれるんでしょう?
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