2010年6月29日火曜日

【赤沢:6/29】無風で晴れで濃霧。




赤沢
雨のち晴れ
気温27.4度
東の風1m
水温20度
透視度5~8m


朝は雨がザーッと降ったと思ったら晴れてきて、地面からも海からも湯気が上がってきて霧になりました。

蒸し蒸しのタジン鍋です
ほんと蒸されてる食材の気持ちがわかるような気がしました。

水の中は涼しくて良い避難場所になりましたが、ビーチの方では今一歩の透視度でしたね。





そんなビーチでも小ぶりなタカベの群れが見られています。

ふわーっとした透視度の中で群れに出会うとちょっと幻想的。だと思うようにしましょう。

幻想的です。

クロホシイシモチの群れと一緒に堤防の先あたりを泳ぐシーンが見られていますが、その下には例によってヒラメが控えています。

群れが上に来たら急上昇してパクッっと、狙ってますね。

堤防の先端は群れがすごい状態です、ヒラメは狙いどころがわかってらっしゃいますね。こないだと同じヒラメじゃないかと思われる個体が同じ所で急上昇待機中でした。

こちらはやはり堤防の先端で見られるツマグロハタンポの群れ。ハタンポというと昼間は穴の中など暗い所にいるイメージが強いですが、赤沢のハタンポは昼間でもなぜか隠れていません。

渋い銀色の目玉の大きな姿は、グッと群れると絵になりますよ。

通年いると言うわけではなく、これから夏にかけて、それも毎年同じ所に群れで出没します。

個体数はかなりいるのですが、近づくとバラけてしまい、「なんだだめかぁ」と思うとスーッと集まってたりするんで群れで整列しているところの写真は少々根気が必要です。

水面越しに青い空と白い雲が見えてて、下はハタンポの群れが整列しているような写真を撮ってみたいですねぇ。


2010年6月28日月曜日

【某湖:6/28】ツバメさんこんにちは!



今日は調査で湖に行きましたが、表層の水温が26度、それ以上・・・
陸上は無風で蒸し蒸しに暑かったので水中は避難場所になるかと思いきや

気持ち良くなーいっ!

さっぱりともしません。
まったくと言っていいほど水の動きのない湖という環境なので温い水はほんの表層20cmくらいで、2mも潜ると少しひんやり、3mだと結構冷たい水だったりします。

冷たい水は下に下がる。
見事に体感できるところです。
水深3mくらまでしか行かないお仕事なので余裕ですが、-20mとか-30mとかだと冷たいでしょうねぇ・・・
淡水は冷たく感じるんですよねぇ。



アクアティック・プロの玄関では蒸し暑さをものともせずツバメの子供たちがすくすく成長中!


孵化した5羽のうち2羽が顔を出すようになりました!

まるはげのチキンみたいな体は黒く色づいて、ポヨンポヨンになってる頭のうぶ毛が可愛いというかなんというか・・・

悪ガキっぽい。


まだ目は開いていない様です。







2010年6月27日日曜日

【富戸:6/27】宝石という名の魚

富戸
曇り時々雨
気温25.5度
南西の風3m
水温17~20度
透視度5~20m


梅雨らしい曇り空、南風の蒸しっとした空気、そして波一つない海。


港にはウミウが一羽。

なんて黄昏な風景なのでしょう。

近づいても動く気配なし。

結局、ちょっと触ると甘噛みするくらいに近づける鵜でした。

羽根を広げたりして、休んでいるのか?それともどこか調子が悪いのか?

長良川の鵜飼は水中取材したことがありますが、微妙な人慣れ加減はこんな感じだったなぁと思いだしました。
もしかしたら鵜飼から逃げ出して来たのかな?


さて今日の富戸ヨコバマ。
午前中は水温20度で透視度が5~10m程度の水が広がっていましたが、午後の上げ潮になって深い方から冷たくて綺麗な水が岸に接近!


ヨコバマの水深20mほどですから、少し沖へ出たくらいで水温17度、透視度20mほどのブルーになりました。もっと遠くへのアプローチはしていませんので分かりませんが、下の方はよほど綺麗で冷たい水があるのでしょう。


全体が水温17度だとなかなか厳しいものがありますが、程よく分かれていてくれると寒くなったら暖かいゾーンへ帰れるので嬉しいですね。




見慣れない派手な魚がいるなぁと思ってライトで照らしてみると、驚くくらいの真っ赤なのです。
そしてでっかい目!

「あーっ金目鯛だぁー!!」

とはさすがに思いませんでしたが、伊豆ですと陸上で金目鯛とお目にかかる事が多いので、頭の中のイメージは90%位煮物になってました(笑)
 この方は「ホウセキキントキ」。図鑑では見覚えありましたが僕は見るの初めてでした。
宝石というだけあって本当に見事な赤でした。
 写真は暗く写ってますがライトの加減でこうなりまして、8mくらいの浅いところでしたよ。

ちなみに、とっても上品な味で、お刺身や煮物、揚げ物が美味しい高級魚だそうです。
イメージは正しかった。。。

2010年6月26日土曜日

【赤沢:6/26】黄色いカネゴン

赤沢
曇り時々雨
気温26.0度
西南西の風4m
水温20度(表層)17度(深場)
透視度5~8m(表層)~18m(深場)




お天気は曇り時々雨でしたが南の風なので寒くはありませんでした。雨なのに寒くないなんて、良い季節になりました。
 港内表層は5m程度の透視度でしたが港外へ出れば10、はちょっと見えないかなというくらいで、まぁまぁというところ。こういうときは小さな物を探してみます。






探さなくても目に入ったのは鮮やかな黄色のカエルアンコウ。
3センチほどの若い個体だからなのでしょうか、表面も綺麗でカワイイ奴でした。
暫く同じような場所に居てくれると嬉しいのですけど、どうかなぁ・・・




ハコフグやミナミハコフグの幼魚もあちこちの岩陰で見られるようになりました。
この子はちょっと深い黄色に細かい水玉なのでハコフグの幼魚でしょう。1センチあるかどうかという大きさで、ちょうど萌え頃ですね。
水深も浅いのでじっくり腰を据えて写真を撮るのもいいですね。




ボートポイントで水深をとると水は綺麗になっていましたが、スッパーンと抜けて冷たい水、というのには出会えませんでした。
じんわりと綺麗になって透視度は15m+、水温は17度。冷たいという意識なく普通に色々見て回れました。
「こんなもんで17度かぁ」です。
ということは先日の青く透明な冷たい水は10度とか12度とかだったりして・・・

あぁ、冷たいけど魅惑のブルー。干満を見てまた出会いに行かなくちゃ!

2010年6月24日木曜日

【赤沢:6/24】水温上昇↑そしてツバメの孵化!

赤沢
曇りのち晴れ
気温26.0度
北北東の風1m
水温20度(表層)17度(25m以深)
透視度6~12m(表層)20m以上(25m以深)

昨日は雨でしたが、水温が24度はあろうかという湖の表層での潜水でしたので、水中はとっても快適でした。
でも、潜っている間に「あぁ明日はまた18度なんだなぁ、冷たく感じるだろうなぁ・・・」と、6度の差の海が気になってたんです。
しかーし、潜ってみると水温20度!
わずか2度ですがこの差は大きいものなのです!寒さはあまり気にならず海中徘徊!

昨日の伊豆は見事なほどの大雨だったそうですが、透視度は悪い所でも6mほど、沖合に出ると少し白っぽいものの、10m以上は見えています。昨日の大雨直後はかなりまっ茶色に濁っていたようなので、回復度合いから見ると明日、明後日にはもっと良くなっていそうです。

 ためしに深場へ降りてみましたが、水深20m付近では透視度15mほどで温度はあまり変わらず、水深25mを超えるあたりからスッパーン!と25m以上は余裕で見える青く透明な世界になっていました。
 オプションとしては、かなり冷たくなっております。数分の滞在でしたがダイブコンピューターの表示は17度。体感的にはもっと冷たい感じがしましたが、まぁ数字を言うのはやめときます。
陸上が暑いときにはかなりお勧めではあります。


さて。

海から戻るとまずは玄関のツバメの巣をチェックです。
5個の卵は確認したものの、産卵日がわからなかったツバメの卵。
親鳥の様子から、産卵は6月5日くらいと仮定していました。
2週間くらいで孵化するという話でしたので、19日20日くらいにはもう孵化してもいいはずでしたがその気配なし・・・
「まだ産まれない、まだ産まれない」と玄関先の巣を見つめる日々。

ここ数日は昼間でも涼しい日が続いていたこともあり
「もしかしたら孵化しないのかもしれないねぇ、自然だから仕方ないね」などと半ばあきらめモードだったのですが、今日は朝から様子がおかしい、巣に戻ったツバメが食べた物を吐き出すようなしぐさをして、頭を巣の中に突っ込んでいるのです。
そして巣の下には卵の殻のかけらが!

??もしや、孵化してる?
それとも孵化しなかった卵は食べちゃうとか。。。

ということで、またも親ツバメのいなくなった隙にドキドキの確認。





孵化してるっ

動いてる生きてるぞー

孵化したばかりは毛も生えてなく、鳴きもしないんですね
5個の卵のうち4個は孵化しているのが確認できました!

今日の親ツバメは忙しそうに交代で餌を運んできます。
一羽は来たら巣に座ってヒナを温め、一羽は餌を与えたら飛んで行ってしまいます。
飛んでいく方がお父さんなのかな?

明日もお天気は良さそうですね。まだ羽毛の無い雛たちが寒がらずにすみそうです。
あと一個の卵も頑張れよっ!

2010年6月22日火曜日

【赤沢:6/22】水温下がり中・・・

赤沢
雨のち晴れ
気温27.3度
西の風3m
水温18度
透視度7~15m

思ったより荒れなかった週末でしたが、海は少々水温が下がっております。
中表層18度、続行中です。
21度近くまで上がっていたので2~3度下がるというのは少々冷たいですね。昨日は湖で22度あり、まるでダイビングプールの様な心地よさでしたので、海の方が冷たいっす。
まぁサっと温度が下がったので上がるのもサっと上がるのではないかと、期待、してます。はい。。。

最近のデジタル崩壊事件で頭をフル回転です。
止まってしまったホームページをとりあえずdionのアドレスに移したはいいものの、ご予約フォームが動かない・・・
久々にHTML見て頭の体操しました。
dionのサポートはとても優しくいろいろと教えてくれる(それも24時間体制)のですが、さすがにHTMLの書き方までは教えてくれないので、さんざ悩んだ挙句にカンと閃きで取りあえず動くようになりました。
嬉しいけど嬉しくない・・・

相変わらずメールはこちらです→aquatic@y7.dion.ne.jp

2010年6月18日金曜日

【赤沢:6/18】デジタル崩壊!

先月は購入して半年のパソコンが故障し、全データリセット。治ってきたと思ったら外付けハードディスクが故障しアクセス不能。プリンターが御臨終に。
そして今日、今年2回目のデジカメ水没。さらにウェブホスティング会社との契約の勘違いでサーバー停止!ホームページもメールもやり取り不可能。
この会社一切電話での対応をしないもんだから、どうすればいいのかも全部メールでの問い合わせ。めんどくさいです。解決したらホスティング会社変えます。

はぁ。。。



デジタルなんて嫌いだ嫌いだ嫌いだああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!ちゃあーもうっ!


突然ホームページが消えたらアクアティック・プロが無くなったと思う人いるだろうなぁ・・・
   やってますよー

メールも「アドレス存在しません」とかなるんだろうなぁ
   いますよー


解決には一切なってないとは思いつつ、別のアドレスで応急処置です。

気持ちの問題 。



  暫定ホームページ http://www.k4.dion.ne.jp/~aquatic/index.htm
  暫定アドレス  aquatic@y7.dion.ne.jp

暫定とはいいつつ、普通に表示されるしメールもできるので、別にこれでもいいんじゃないかと思う雨の夜です。
明日は南の風が相当強い予報なので、伊豆高原周辺だと川奈あたりが一番穏やかでしょうか。さっき犬のお散歩に行きましたら、もう結構な南風でした。富戸は脇の浜だと少し波が当たるのかもしれません。


さて、海は写真ありません。カメラ水没しましたから。
水温は20度前後、透視度は8~15mとまずまずのコンディションです。
今日は足一本から再生しようとしている小さなヒトデ、というよりヒトデの足一本を見つけたので紹介したいなぁ、と思ったんですけどねぇ・・・
だぶんチャマダラキボウシだと思われるヒトデだったんですが、ほんと小さな足4本がちっちゃく出てきてたのです、けなげというかたくましいというか、棘皮動物恐るべし。

という水深3mな場面で水没に気づいた訳です。

防水のデジカメにしようかな。

サーバー停止・・・

サーバー会社との行き違いによりホームページが停止してしましました
メールも受け取れず・・・
電話で一切対応しない会社との契約はもうやめます
やっぱり人と人が話さないとだめですよね、つくづく実感しました。

さて、困ったもんです。

取り急ぎ

aquatic@y7.dion.ne.jp

こちらは通じます。

2010年6月16日水曜日

蛍の季節になりました



アクアティック・プロの玄関に陣取ったツバメの巣。

卵を温めている様子だけど、いったいどうなってるんだろう?と、親ツバメのいない隙を狙ってデジカメで覗くように撮ってみると・・・

綺麗な5つの卵が並んでました!
やったー


ツバメはだいたい5個産むと聞いてはいましたが、他の巣に比べると小さいから3個くらいなのかな?などと思っていましたが、ちゃんと5個ありましたよー、うれしいなぁ。
あと2、3日すると孵化するかなぁ・・・

とっても楽しみです。
親ツバメの機嫌を損ねないように、あまり玄関から出入りしてません(笑)


 さて、昨日の夜までは梅雨入りのお手本のようなお天気でしたが、夜が明けてみると一転夏日?!
こんな日に限って潜らず、陸上にずっといましたので、不快感満載の一日でした。
「あざらし」ってくらいなもんで、暑いの苦手なんですよ・・・

お昼前後はもの凄い南西の風が吹いていましたが、夕方近くになって風もやみ、蒸し暑くなってきました。

むむむ、 ってことは・・・


「雨の後の蒸し暑く、風のない夜」


は蛍を見るのに良い条件のはず
日中雨が降ったのではないけど、近いなぁ


ということで、”池のさと”へ蛍チェック!

田んぼの稲も少し育ってきましたね



PM8時少し前。やっと暗くなったところで沢の方へ登ってゆくと、いますいます。もう飛んでます。
「ほらあそこに、あっ飛んできたっ!」







とまぁ一生懸命撮ろうと思ったのですが、まぁこんなもんでしょ、臨場感は、ある。(本人納得)


今日は「そこらじゅうに蛍が飛び交う」ほどではありませんでしたが、少なかった昨年よりは良い感じだと思います。
今日の昼間はとっても暑かった割に夕方になると結構涼しくなったので、蛍的には今一歩好条件ではなかったのかもしれません。
盛り上がるのは、こ・れ・か・ら♡です。


じっとりと蒸し暑い夜に、蛍で涼むみたい方はリクエストしてくださいね。
夕方の池のさとの散歩もいいもんですよ。

2010年6月15日火曜日

【某湖:6/15】梅雨入りと思いきや夏日…


晴れのち雨
気温25.6度
南の風4m


昨日のお天気が悪かったのでドライスーツも用意して行った湖でしたが、朝から快晴でウエットスーツが気持ち良かったです。水温は表層で22度くらいあるので意外と快適です。

水もけっこう綺麗ですし、魚もかなりいるので、こんなところでダイビングの練習出来たら気持ちいいだろうな、とか思ってしまいます。
もしかして伊東の松川湖とか一碧湖も綺麗なのかな?
伊東でダイビング講習の最初や大荒れの時は湖でダイビング。とか。どうでしょう??
夕方からは雨になり、梅雨に逆戻り。ウエットでセーフな一日でした(笑)


2010年6月14日月曜日

【赤沢:6/14】ヤドカリの住宅事情とグルメ度。


赤沢
気温17.8度
北北東の風6m
水温20度
透視度7~12m(ボートポイント浅めで)


「ナライ」と呼ばれる北東の風が強いのですが、赤沢にとっての北東は海風ではなく山からの風になるので、白波が打ち寄せるというような影響は受けません。ただウネリの方向は南東からでしたので、写真で見る右沖合からやって来る事になり、影響を受けます。
朝早くはまだ良かったのですが、だんだんと潮が引いて来て、昼過ぎには港内が随分と浅瀬になってしまうと、堤防から回り込んだ波が港内を巻きあげて濁らせてしまいました。
 でもボートポイントは大丈夫。ゆったりしたウネリはあるものの、潜降ブイの下あたりまで行けばいつもと変わらない世界でしたよ。日差しはないけど・・・


日差しがないから活発だったのかどうかは?・・・ですが、岩の隙間にホンドオニヤドカリ数匹を発見、真中の一匹は大きなサザエをごそごそと何やらしています。
 ホンドオニヤドカリはサザエを宿にする大型のヤドカリ。成長するにつれ、より大きなサザエに引越ししなければいけないのに、周辺に良い空き物件が無い場合は、生きているサザエを襲い、力ずくで空き物件を作ってまで引越しするらしいのです。

格闘シーンは何回か見た事があるので 「ああ、この後どれくらいで勝負がつくのだろう?」と、いつも思っていました。

何匹もヤドカリが集まっている今回は、どんな勝負状態なんだろう?と、動画を撮りながら後ろを向いている大きなサザエをそーっと裏返してみると・・・




なんと!すでにサザエの蓋がこじ開けられています!
しかも喰ってる!





   ↓こちらは去年10月の格闘シーン




こんなシーンを見るかぎりでは堅く蓋を閉じたサザエをヤドカリが無理やりこじ開けて勝つ事が本当にあるのだろうか?と疑問に思っていました。でもサザエの御臨終を見せられては疑う余地はなくなります。
きっと何時間、時には何日もかけてサザエの蓋が緩むのを待ち続けるのでしょう。
ふっ、っと緩んだ瞬間に、グシッ!っと・・・
できることなら、そんな勝負のつく場面を見たいものです。

しかしまぁ自分より大きなサザエを食べて、なおかつ家にしてしまうなんて“究極のグルメ”ですよね。

2010年6月13日日曜日

【赤沢:6/13】ヒラメの急上昇攻撃

赤沢
曇り時々晴れ
気温23.9度
南南東の風4m
水温19~21度
透視度5~12m(ビーチ)10~15m(ボート)


なんとか日中はお天気が持ってくれました。薄曇りでしが波もなく、まずます快適な日曜日になりました。海の中は港内でやや白っぽい感じが目立つものの、港外やボートポイントは不満のない抜け具合。
水温は表層では21度をキープしている感じです、ボートポイントの深い水深でもあまり変わらず18度~19度程度で、2層に分かれた温度&透視度ではなくなっています。

ビーチ港内ではスズメダイの産卵行動がグッと盛り上がってきています。



卵を産みつけてもらうための産卵床作りに励んでいるお父さん。白くなっているところは砂を掘るようにして岩肌を露出させた部分ですね。


卵を守るお父さん。

左手前のふわっとしたのは全部卵です。実際はもう少しピンク色で、産みつけられたばかりの様子でした。
産卵前や産みたて、育った卵などなど、いろんなシーンが暫くの間見られそうですね。

さて、堤防先の砂地にヒラメが。

そして上には無数の小魚が・・・

これはあやしい

ということで狙ってみました。


ヒラメのそばで待つ事1分ほど。。。

クロホシイシモチの群れがヒラメの上にやって来ると、体を波立たせるようにして今にも飛び出しそうな態勢。そして次の瞬間、一気に2mほどの急上昇!もの凄い瞬発力です、もの凄すぎて一瞬見失いました(笑)

獲物を捕らえたのかどうかさえわかりませんでしたが、降りてきた雰囲気では捕れてないんじゃないかと思うんですが。どうなんでしょう。ダッシュが早すぎて狙いをコントロールできてないのではないでしょうか…


2010年6月12日土曜日

【富戸:6/12】とうとうツバメがやってきたっ!



いいお天気の土曜日。かなりの南西風が吹いていて沖は白波だらけでしたが手前の富戸はヨコバマ、脇の浜共にべったりと穏やかでした。ウネリはほとんどありませんが、どちらかと言えば南東からなのでこれまた富戸は影響なし。
予報では明日も日中は晴れで南西から南東の風が弱く吹くとなっています。

昨日は湖からの帰り道で、熱海から宇佐美あたりにかけて真っ赤な赤潮が点在するのを見ました。
 「いやいや、あれが来たら大変だなぁ・・・」というかなり濃い赤潮の帯。とりあえず風向き的には伊豆高原への直行はなさそうですね。



さて、ツバメというのはお魚のツバメウオとかではなく、飛ぶツバメであります。
なんとアクアティック・プロにもツバメが巣を作ってくれました!






動画は5月28日の巣作りの様子です。この3日ほど前に様子を見に来ていたのですが、割とあっと言う間にこまでになりました。
 実はですね、今のアクアティック・プロは中古物件だったのですが、その時すでにツバメの巣らしき跡が玄関先の同じ場所にあったんです。
住むようになってすぐにツバメが来て、そこに巣作りをしそうになったのですが、先急いで板を巣の下に取り付けたのがご不満だったのか、途中で巣作りをやめてしまったのです。

今回は4年ぶりの御来燕。やっぱりまったく同じ場所です。外装を塗装しなおしてあるのに、それでもまったく同じ場所。いったい何を基準に巣の場所を選ぶのでしょうか?不思議ですね。
 ツバメが巣を作ると火事にならないとか、縁起の良い言い伝えが多いですしね、あまりにも嬉しかったので踊りだしそうになりましたが。前回の反省を踏まえ、今回は知らんぷりを装う作戦を実施したところ見事に巣作りし始め、6月2日には完成。立派な逆ピラミッドの巣になりました。

今は昼間は2羽のうちどちらかが入れ替わりに巣にいて、夜は2羽とも巣で寝ています、どうも卵があるようです。



人間が玄関を出入りするときに飛んで行ってしまうので、出入りの時に「出るよー」「入るよー」と予告するようにしたらあまり飛んで行かなくなりました。
ツバメの卵は産卵から2週間ほどで孵化するそうなので、6月18日くらいには雛が誕生するのではないかと期待しています。
ヒナが見られたら嬉しいなぁ~

2010年6月11日金曜日

【某湖:6/11】ある意味レアもの…

神奈川某湖
曇り
気温23度
水温21度(表層)
透視度3m±

魚類の調査で神奈川県の某湖でございます。
思ったより水温は暖かく快適でした。
写真は静岡県伊東市の伊豆海洋公園を主な生息地とするはずの【azure kumityou(male) 】
内陸地の淡水で観察されるのは非常に稀なのですが、魚類ではないので観察野帳には記入しませんでした・・・

2010年6月10日木曜日

【赤沢:6/10】カメ、サメ、エイ。





2010年6月10日
赤沢
晴れ
気温24.8度
東の風2m
水温20~21度
透視度12~m


東南東からとみられるウネリが出てきまして、赤沢の西対岸は割と波がありました。富戸ですと脇の浜は波あり、ですね。
赤沢の港内、港外はウネリを避けていて穏やかでした。

透視度は部分的にちょっと白っぽいかな、という程度でおおむね良好!水温も表層では21度を指す場面もありました。







今日はボートポイントに潜りましたが、 まずはイズヒメエイのお出迎え。
1辺が1mはあろうかとい大物エイさんはかなり肉厚です。
じっとしているので思わず尻尾の刺を激写!
10センチはあろうかというこの有毒のトゲに刺さると大変でございます。。。






久しぶりに亀見ました
甲の長さ70セントほど小ぶりではありましたが、今年は初めて見ました。
カメを見るためのポイントではない0番ポイントの浅瀬でしたが、居る時は居るのですね。



子猫、ではなく若猫。
昼寝中みたいです。
割と細かい物を探すつもりだった0番ポイントの浅瀬でしたが、意外と大物三昧だったりして
かといって、狙うと出ないのではないかと思われます(笑)



2010年6月8日火曜日

【赤沢:6/8】白濁らず透視度良し

赤沢
雨のち曇り
気温20.7度
南西の風2m
水温19~20度
透視度8~15m

早朝から雨の割には気温が高かったですね、外に出て一安心しました。今日も穏やか過ぎる海は続いています。波の音がほとんど聞こえません。

生温い雨の感じは、もうそろそろ「梅雨」って奴がやってくるということでしょうか・・・
大きな川の無い伊豆高原周辺は「大雨が降った後は海の中まっ茶色で透視度0」という現象は起こりにくく、普段通りの海の中なのですが、大概のお客様はやっぱり晴れた方が喜んで頂けるので梅雨はちょっと憂鬱です。
雨の降る海面を下から見ると綺麗ですし、暗いのが好きな生物は活発になってますので梅雨を楽しむ方法もあるものです。さて、梅雨を待ち焦がれてる生物は何だろう?と夜な夜な考えるのも楽しいです。
たぶん。

昨日の富戸の午後は随分と白い海でしたので、もしかしたら今日の赤沢も朝から白濁っているのではないかと心配しましたが、大丈夫。快適な透視度でした。
どちらかというと午前中の方が綺麗でしたので、潮の干満によるのかもしれません。
午後のビーチで透視度は8mです。

2010年6月7日月曜日

【富戸:6/7】初ファンダイブ!

富戸
晴れ
気温23.2度
南南東の風4m
水温19~20度
透視度5m±(午後)

ものすごく穏やかです。ずっと穏やか過ぎるのがいけないのか、午後になって表層近くは白く濁ってきました。
水面にはところどころ赤い物が浮いています。
たまには波立たないといけないのかな?

本日は講習を無事終了し、初ファンダイビングのお客様。
ログブックに描くイラストは何がいい?と聞きましたら「逆さまになってたムラソイ!」と渋いリクエスト。
富戸ホールの天井に逆さまになってたたずんでいたソイがお気に召したようです。
確かに、なんでわざわざ逆さまでいるんでしょうね?

デジカメ故障中で画像がないブログなのが残念です。。。

【伊豆海洋公園:6/6】アイドル巡礼。

伊豆海洋公園
晴れ
気温21.8度
南東の風2m
水温19度(表層)
透視度10~15m

今日のリクエストは海洋公園。海も穏やかですし、晴れているのでリゾート気分です。
ベニカエルアンコウやダンゴウオなどのアイドル巡礼を行い。水中ポストにハガキを投函するという、まさにIOP的ダイビングでございます。

【赤沢:6/5】マイワシに見られる




波もなく快適な海でしたが、もう少し日差しがほしかった土曜日でした。


水温は19度、透視度はやや白濁っていて10m前後ほど。まだアオリイカの産卵は確認できませんでしたが、産卵床からの帰り道でマイワシの群れに遭遇しました。


何の魚だろう?と思ってよーく見るとマイワシ。
ダイバーの泡が気になったのでしょうか?ぐっと塊になってダイバーの周りを何回かうろうろしていました。

3センチほどのホウボウの幼魚。今年はちょっと少ない気がしますねぇ…
ホウボウの幼魚なんてその辺にいるさー。という感じではないので株価が少々上がってます(笑)

2010年6月3日木曜日

【赤沢:6/3】晴れ!凪!透明!

2010年6月3日
赤沢
晴れ
気温23.0度
南南東の風2m
水温19度
透視度12~20m

紀伊半島の志摩に行っていたのですが、水温が19度と伊豆より1度ほど高かったので、さすが紀伊半島だなと思っていましたら伊豆も19度だったのですね。
先週より1度UPです。
見事なほどに穏やかな海。真夏のような太陽。
素晴らしいです。

今週末までいいお天気と凪が続きそうですね