2013年9月17日火曜日

8月の伊豆高原(1)





なんか最近フェイスブックでの投稿のほうが多くて、すっかりブログはご無沙汰になってしまった。
とは言いつつ、フェイスブックは1枚の写真と短い情報しか載せないので、正直欲求不満がたまってきたような気がする。
こっちのブログの方は好きな事かいちゃおっかなー。的な雰囲気で。

この夏は伊豆高原のダイビングポイントを結構まんべんなく潜った様な感じだ。
川奈、富戸、海洋公園、八幡野、赤沢。
どのポイントも特徴があって面白いから行く海に迷ってしまう。

八幡野では前の島に上陸してジャケ写的撮影をするのがブームになった(笑)
色々試行錯誤をし、遠近感を表現した配置とよくあるジャケット写真的な誰もカメラを向いていない方式、そして無理やりモノクロにすることで4000年前の溶岩流によってできた柱状節理の六角感にリスペクト。
言っててよくわかんないけど写真には海猿と綾波レイが混ざってる。
アクアティック・プロのダイバーのコスプレ率はなぜか高い。



前の島から飛びこむシーンも面白い。
かっこよく飛びこめばそれはそれで面白いけど、それほでもねーなって場合には思い切って加工しよう。
こちらはi podのCM風。
ここまでぶっ飛ばせばまるで演出したかのようでしょ(笑)




川奈はやはりカメだろうか。
去年から棲み付いて名前もついているというアオウミガメは人間を怖がる様子も無く自由ガメである。
ダイバーも、むやみに触ったり追いかけたりしないようにしているというのも効果があるんだろう。
最近は「カメを見て嬉しい」というよりも、ダイバーの意見が一致して皆マナー守ってるのかなぁ、って。カメを見てなんかやさしい気持ちになるようになった。
このカメがずっと川奈に居続ける事はないだろうけど、ダイバーの気持ちが一致するっていうのはずっと続くといいね。





そういや川奈はクラゲが多かったなぁ
櫛クラゲがいっぱいいた時は驚いた。
波打ち際でフィンを履こうとしたらさ、なんかヌルっとして違和感あるんだもん。フィンのフットポケットが全部クラゲなの!いやまわりも全部っ!
表層50センチがゼリーみたいだったんだもん、すごいよね。
 櫛クラゲは刺さないクラゲだから安心してゼリーを堪能。
写真にはうまく表現できなかったけど・・・

ハナガサクラゲに会えたのも川奈。
クラゲは漂う生物だから見たいと思っても出会えるもんじゃない。
だからこそ会えるとうれしいなぁー、ワクワク感のある生物だね。


富戸の夏の風景と言えば、桟橋から飛びこむ子供達だ。
地元の子供達は狂ったように何回も何回も飛びこみ続ける。
見慣れた人には、「あー夏だねぇ」位にしか思わないんだけど、実は大人でもした事無い人は多いらしく、飛び込みたいらしいことが判明(笑)

じゃー飛んでもらいましょう!てんで、今年はいろんな方に飛んでもらいました。
上の写真は大学生。
どうせ飛ぶんなら夏らしくしようよってんで結構演技指導して、「キャっ(キラキラ)」的にぶっ飛んでもらいました。たぶんテイク5くらいの写真。。。
イメージ的には「あまんちゅ」。「あまちゃん」じゃないです。この辺こだわりアリ。
ちなみに「あまんちゅ」の舞台は伊東市なのでアニメ化されたら面白いかなぁ、なんて思うんですけどね。。。
気になるひとは検索してみてください。



 都会の子供たちにも飛んでもらいましたよ。
この姉妹は2年前には怖くてあんまり泳がなかったくらいなのに、もはや桟橋飛びこみ隊です。
「鼻に水がはいるぅ~~~」とか言ってたけど、来年はそんな事も言わずにアホみたいに飛び続けるんだろうなぁ


「こんくらい弾けて飛びましょう」という先生のお手本。
デジタルカメラのタイムラグ、そしてモデルとカメラマンの意思疎通不一致に打ち勝ち、空中でのポーズを完璧に写真に収めるコツは、「ポーズのまま落ち続ける事」。それなら多少タイミングがずれても問題ありません。
ということでとのままのポーズで水面に突入することになるので結構痛かったりします。
多少の痛みを恐れては良い作品はできません。



そして今年の夏は穏やかな日が続き、富戸ホールに入れる日が多かった。
少しでも波があると洗濯機のように揺れてしまって入れない富戸ホール。
ベテランダイバーでも入った事無い、と言う人もいるくらいだ。
天井の穴から差し込む光の筋は、そりゃ綺麗だ。



神様が降りて来るように。撮る事もできる。
いや正直、そう仕向けないとこうは撮れない。
ちょっとコツがあるんだねぇ…


あれ。あんまり生物のお話してないな。。。
まいっか、IOPと赤沢などは、また今度。