2010年8月2日月曜日

【赤沢:8/2】レアだと喜ぶ微妙な心理




晴れ
気温30.1度
西の風1m
水温22~23度
透視度8~15m



大きなウネリも無く、全体として穏やかな海になっています。
透視度は微妙な白さはありますが満足のいくレベル。
水温は24度というホットが少し遠ざかり水深10mで22度前後が上下している状態です。
一度24度に慣れた身には22度は冷たく感じますが、これが例年通り、またはそれ以上でしょう。







タカベの大群が近くを通り過ぎて「おおっすごいなぁー」と思って見とれてましたら

目の前に気になる黄色い点。

「こっ、これはっ」


オタマボヤです。いやぁ、また会えました、暖かくなったんですねぇ。

ホヤと言えば岩にくっついて海水を出し入れするたべるホヤを思い浮かべますが、普通のホヤは産まれたては浮遊生活をするものの、その後は岩にくっつく生活を送ります。

でも、オタマボヤは一生浮遊するという人生を選んだ、ホヤとしてはかなりアウトローなお方です。

このオタマボヤも、タカベの群れに巻かれながら中層を浮遊、というより元気に泳いでいました。


ちなみに全長は4ミリほど。予備のデジカメ君マクロに強いんですねぇ、よくもまぁ写ったもんです


できれば後ろのタカベの群れがもう少し鮮明に・・・



岩場の影に見慣れないカラーがいるのに目が気づきました。

「見たことない魚だなぁ、“なにハタタテダイ”なんだろう?」と思いながら一枚。

これが「オニハタタテダイの幼魚」なんですねぇ。もっともっと南の海にいるお魚です。

普段はいない珍しい生物を発見すると嬉しいですし、「えーそんなのいたのー!」なんて言われるとちょっと自慢したくなりますが、結局の所この子は南の海には普通にいる魚なんですよね。

沖縄からいらしたダイバーさんに、オニハタタテダイの幼魚を紹介しても、面白いともなんとも思わないのだろうなと思うわけです。

メバルやイラ、アカヒトデやマナマコ、イセエビやサザエ、ワカメ・・・

紹介しないでスルーするというのは、結局の所それについて紹介する能力が少ないのだろうなと、自分で自分のことを想像します。

伊豆に住んでる伊豆の海のガイドとしては、もっと地の生物の素晴らしさを学んで理解しないと駄目ですね。つまんない生物なんていないはずですもん。

「お前って伊豆の事あんま知っらねーじゃん」と、3センチのオニハタタテダイが言ってる気がしました

3 件のコメント:

  1. てぃだ。2010/08/03 6:00

    オタマボヤ~!!見たい!
    かわいいですね~。
    しかし、よく群れの中で見つけましたね。さすが!

    ウミウシだって、南に行けば普通種でも、大瀬で見るから価値があるんです!!
    と言い訳してみる。。。

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  2. オタマボヤー
    なかなか紫バージョンに出会えません

    そりゃぁ地のあるてぃださんであれば価値は出ますよ!

    食洗機大活躍してまーす

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  3. 確かに、そうかもしれませんね。

    でも、出逢える生き物すべてに価値があって、
    その時会えたって事に価値があるんですよ!

    来週末、楽しみにしてます!!

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