2010年6月27日日曜日

【富戸:6/27】宝石という名の魚

富戸
曇り時々雨
気温25.5度
南西の風3m
水温17~20度
透視度5~20m


梅雨らしい曇り空、南風の蒸しっとした空気、そして波一つない海。


港にはウミウが一羽。

なんて黄昏な風景なのでしょう。

近づいても動く気配なし。

結局、ちょっと触ると甘噛みするくらいに近づける鵜でした。

羽根を広げたりして、休んでいるのか?それともどこか調子が悪いのか?

長良川の鵜飼は水中取材したことがありますが、微妙な人慣れ加減はこんな感じだったなぁと思いだしました。
もしかしたら鵜飼から逃げ出して来たのかな?


さて今日の富戸ヨコバマ。
午前中は水温20度で透視度が5~10m程度の水が広がっていましたが、午後の上げ潮になって深い方から冷たくて綺麗な水が岸に接近!


ヨコバマの水深20mほどですから、少し沖へ出たくらいで水温17度、透視度20mほどのブルーになりました。もっと遠くへのアプローチはしていませんので分かりませんが、下の方はよほど綺麗で冷たい水があるのでしょう。


全体が水温17度だとなかなか厳しいものがありますが、程よく分かれていてくれると寒くなったら暖かいゾーンへ帰れるので嬉しいですね。




見慣れない派手な魚がいるなぁと思ってライトで照らしてみると、驚くくらいの真っ赤なのです。
そしてでっかい目!

「あーっ金目鯛だぁー!!」

とはさすがに思いませんでしたが、伊豆ですと陸上で金目鯛とお目にかかる事が多いので、頭の中のイメージは90%位煮物になってました(笑)
 この方は「ホウセキキントキ」。図鑑では見覚えありましたが僕は見るの初めてでした。
宝石というだけあって本当に見事な赤でした。
 写真は暗く写ってますがライトの加減でこうなりまして、8mくらいの浅いところでしたよ。

ちなみに、とっても上品な味で、お刺身や煮物、揚げ物が美味しい高級魚だそうです。
イメージは正しかった。。。

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