2011年7月11日月曜日

【7月11日:赤沢】 流れる魚の巣


玄関のツバメたちは卵から孵化し、ポヨポヨの可愛い顔を出すようになってきた。
この巣は今年2回目の雛誕生。
1回目は他の雄ツバメに卵を落とされてしまい、5個の卵があったのに巣立ったのは2羽だった。
今回は5個の卵があるのは確認はした。その後は親鳥がキッチリ交代で巣にいるので巣の中を覗けてないのだけど、3羽が顔を出すようになった。
ポヨポヨ頭も暑さでダレているようで、かなり可愛い。









7月11日
赤沢
晴れ
気温32.3度
南南東の風3m
水温 21度(表層)17度(水深20m以深)
透視度7~10m(表層)15~20m(水深20m以深)

表層の水温は21度。それでも、時折「ヌルッ」とした暖かさを感じる事がある。
21度よりも高い部分があるのだろうけど、僕の水温計は即座に反応しないので暖かい部分の温度はわからない。恐らく22度以上があるのだと思う。




冬から春にかけて、磯の浅瀬を覆い尽くすように生えているホンダワラ系の海藻。


枝に浮袋を持っているので、海底から立ち上がるように生える海藻なのだけど、枯れて千切れると水面に浮きあがって漂うようになり、「流れ藻」と言われる。


茶色い枯れ草の様なものが海面に浮いているので、一見すると汚いゴミの塊に見えてしまうのだけど、よーく見ると小さな魚が隠れていることに気付く。


アジやブリ、イシダイ、カワハギ、メバル、メジナ、カエルアンコウやカニの子供まで流れ藻に棲んでいるそうだ。流れ藻の重要性を解明する為に、専門の研究もされている。


流れ藻は鳥の巣と同じなんだね。大海原を飛べるようになるまで過ごすということだ。



「なんか浮いてて汚いね」なんて言っている場合じゃぁない。豊かな海の始まりが目の前で見られるチャンスだ。




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