2011年6月27日月曜日

【6月27日:赤沢】 紋次郎ウミウシ?

6月27日
赤沢
曇り時々雨だったり晴れだったり…
気温24.2度
北北東の風1m
水温19~20度
透視度5~10m

週末は水温18度で綺麗な水が表層まで来ていたのだけど、20度でやや濁った水が戻ってきた。
水深5mほどまでは、「あぁ、またモヤっとしてるなぁ」といった雰囲気だが、水深10mでは割と気分のいい透視度だった。
今日は水深12mまでしか潜っていないので、それより深い所はどうなっているかわからないけど、18度で綺麗な水は下の方にありそうだった。
まぁ、これが普通の6月ですな。




最近の浅瀬は、小さくてまだ綺麗なカエルアンコウがやたらと多かったり、産まれたばかりのネコザメが、群れか?っていうほどいたりして賑やかだ。小さいうちはなんでも可愛い。

サカタザメやカスザメも結構出会うし、ボートのポイントにはナヌカザメの卵もあるので、サメ好きの人には喜ばれる。

ウミウシ好きな方には、数日前に出現したド派手なミアミラウミウシを!と思っていたのだけど、1日で行方不明になってしまった。どこへ行ってしまうのだろうね?

最近あまりウミウシを見ないので、さて。と思いついたのがこいつ。

ちょこんと頭に三度笠を乗っけたみたいで、木枯らし紋次郎風でシブいウミウシでしょ。と紹介しようと思うのだけど、なんとこいつはウミウシじゃぁない…。名前も「スカシガイ」、と貝がつく。もちろんウミウシ図鑑にも載ってない。


カテゴリーとしては、アワビやトコブシの親戚縁者にあたる巻貝で、大概の図鑑の場合、隣がアワビになってる。

しかし、どう見ても貝が小さい。

ウミウシの定義が曖昧でピンとこないのだけど、ウミウシの仲間だったら「カワイイ」って言われたかもしれないのに。


待てよ。味か?。アワビの親戚だけに、もしかしてスカシガイは食べたら美味いのか?

食べて美味かったら、そりゃぁウミウシには入れねぇよなぁ。







あんまりいい話じゃないのだけど、今日はこんなのを見てしまった。

釣り糸がソフトコーラルに絡まってしまって痛々しい。


最近の釣り糸は良く出来てるみたいで、切れないの。

繊維で出来てるのかな?カラフルな釣り糸は岩に擦りつけた位では切れないし、ナイフでもかなり鋭利なものでないと切るのに苦労するくらいだ。普通のハサミじゃ切れなかった。






切れて放置された釣り糸は波に揺られて海藻などに絡みに絡みまくり、そのうち辺りの海藻を切ってしまう。全自動草刈り機になってしまう。

この写真の釣り糸は、波打ち際から50m以上沖まで伸びてた。岸から引っ張っても巻けないから、わざわざ先端の引っかかってる所まで行ってから糸を手繰って回収。長かったよ。


僕もたまに釣りをするし、釣りが悪いって訳じゃないんだけど、せめて先っぽの仕掛けの所から切れるようにならないのかなぁ?

仕掛けの所だけなら潜ったついでにって感じで掃除もしやすいし、錘は集まればダイビング用の鉛に再生できるし。


釣りをする方はご協力願います。



















0 件のコメント:

コメントを投稿