2011年6月1日水曜日

【6/1:赤沢】 2つの尾を持つ魚



台風2号崩れの低気圧が通り過ぎた。
玄関のツバメ達は無事に乗り切って、最近は可愛い声で餌をねだって頭を上げるようになってきた。良かった良かった。
と、外で「ギャーーッ」っとでっかい声で鳴いてる鳥がいるかと思ったらイソヒヨドリの子供だ。まだ巣だって間もないんだろう、あまり飛ばないで地面を歩いてる。悪ガキっぽくて可愛い。。
間もなく母鳥が来て、餌をもらって一緒に飛んで行った。
最近は窓からバードウォッチングがブームのアクアティック・プロ。





6月1日

赤沢

曇り

気温15.1度

北北東の風2m

水温20度

透視度8~15m




まだ東からのウネリは残っていて、北東向きのポイントはクローズ。八幡野の港も若干東向きに開いてるからだろうか、クローズだったようだ。

赤沢は港内、港外の部分は穏やか、底揺れもほとんどなかった。



なんと、荒れた後の海は暖かくて綺麗になってた!。水温20度だ。


この冬は水温があまり下がらなかった割には、ずーーーーっと15度が続いていたので、待ち遠しかった水温上昇だ。しかも良い所では15m近く見えてる。







海の天使が舞い降りたのか、なんとホワイトなカエルアンコウがいた。

気分は盛り上がる!




が、普通のブログじゃ面白くないので、あえて綺麗な話題では無く、地味でキモい話題にしてみよう!








さて、岩の隙間を覗いたらショウジンガニ。

よく真っ二つになって味噌汁になって出てくるカニだ。


沢山いるカニなので、あえて話題にする事はないカニだけど、今日のショウジンガニはお腹が開いてた。




「ん?卵か?」




いや、いや違う。


あれだ、あれだよーーーーーーっ




ショウジンガニのお腹のフンドシの部分にある黄色いもの。これはカニの卵じゃなくて「フクロムシ」という寄生生物だ。


あーここまで書いただけで頭の毛穴が広がるのがわかる…




フクロムシは半透明な袋に黄色い糸の様な物がいっぱい詰まってる。だけの生物。目立った器官は、ない。


根のような糸がカニの消化器官に入って行って養分を吸収する、さらに寄生したカニの生殖能力を止めることで自分への栄養供給を減らさない様にするという根の回しよう。もちろんカニは死なない。

宿主を殺さないのは寄生のお手本だ。



フクロムシに関する情報があまりないのだけど、この袋状になったものは雌らしい。雄は極々小さくて、雌の袋の中に入り込んで、そのまま精巣になるんだそうだ。




あー寒い。興味はあるんだけど結構苦手だ。




フクロムシのもっとアップの写真があるのだけど、載せるのはやめとく。


見たい人は言って下さいませ。









でね、そのショウジンガニにくっ付いてる別の生物。


ニョーっと糸が広がっている奴。


「ムラサキハダカエボシ」っていうフジツボの仲間で、ショウジンガニとかイセエビとかによくくっ付いてるの。糸みたいに見える触手を「ニョー、ニュー」って出し入れして餌を獲る生物なんだけど、白い所が目だとして、顔みたいに見えないかな?


僕としてはナウシカの巨神兵に見えるんだけど、どうだろう?


ウルトラマンの顔をしたホヤの仲間を「ウルトラマンホヤ」なんて言たりして流行ったけど、これはエビカニにくっ付いてる巨神兵フジツボ。


って思ってるんだけどなぁ。

ちなみにこいつに関しては毛穴はひらがらない。かわいい。




フクロムシやムラサキハダカエボシはカニやエビが脱皮するってのを知ってるのかな?


せっかくくっついた宿主さんの体、脱皮すると自分も脱ぎ捨てられちゃうんだよね。



脱皮した抜け殻にくっ付いてるムラサキハダカエボシを見ると、巨神兵の口が動いてなくて、もう死んでるものがほとんど。


もしかして脱皮をするってのは承知の上で、それまでに子孫繁栄を間に合わせて、タイミング良く死んでゆくってことなのかな?若いカニは脱皮の間隔も早いだろうに、さすがに宿主の年齢まで選んでないだろう…と謎が深まる。









ついでだからキモス系連発だ。


なんと今日はテヅルモヅルに2回も出会ってしまった。ボートポイントの平島の方はたまに見るんだけど、港側でみるのは珍しいな、それも2種類。たぶん2種類。












テヅルモヅルはクモヒトデの仲間だ。


ワシワシと枝分かれした植物のようだけど、枝別れの元は5本の腕、ヒトデといっしょだね。

二つのテヅルモヅルは明らかに違う種類に見えるけど、これが何テヅルモヅルかっていう種類を調べるのは、これがまた資料が少なくて大変なんだな。


今日は深追いはしないでおく。




写真じゃテヅルモヅルの凄さは伝わらない。







いやぁ、海ってすごいね。

何でもアリだな。








久しぶりに綺麗な海の中。
オキタナゴの群れが増えた。銀色の体できれいな魚だ。







オキタナゴをよく見たら、尾鰭が1本多い奴がいるよ!

小さいけどお腹の方に、間違いなく尾鰭が付いてる。



これは凄い、4本足の鳥、2つ頭の蛇に匹敵する2尾の魚の発見だ。

ナニコレ珍百景とベストハウス123に投稿しないといけないので、明日はビデオを持って追跡しよう!







3 件のコメント:

  1. [□ /// □]Panda2011/06/02 12:06

    おめでたい?
    タナゴだけに…?

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  2. 先日子供が海藻を釣りあげ、針から外すときに、あれ、これ動いてる…。そして、「ヒトデ "海藻みたい"」で検索してやってきました。おかげで正体(テヅルモヅル)がわかりました。面白い生き物ですね~。ありがとうございました!

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  3. 役立って良かったです!
    海は人間の常識なんか遥かに超える世界です。
    もっともっと「面白いっ」のいっぱいですよ、探してみてくださいね~

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