2013年7月16日火曜日

夏伊豆や犬も飛びこむ波の音


犬も海へ飛び込むくらいの海の日3連休、極夏な伊豆だった。
水温は表層では23度台と温いくらい、中層は21、22度。20m以深は19度前後という温度に分かれて来たのも、これまた夏っぽい。
 さすがに4度も差があると深い所は冷水の様に感じるのだけど、冷えた体には夏の灼熱の風景が気持ち良く感じられるもんだ。ダイバーじゃない人には悪いけど、ずっと陸になんかいられたもんじゃないね。


 遥か沖合の台風がウネリを運んで来たので南向きの海は少々荒れていた連休前半だったけど、北向きの海は嘘の様に穏やかだった。
ほんのちょっとの波でも揺れてしまう富戸ホールも穏やか、陸では刺すような日差しは海の中では穴から漏れて差し込んで筋になって綺麗だった。
季節や時間に寄って光の筋は変化するので、もっと色々見てみたいな。
 


フェイスブックでアップしたこの写真は何だかとても人気だった。
ブンブクというウニの仲間の死骸で、まぁウニの殻だけが残った様なものなのだけど、微妙に開いた穴が口みたいになって顔に見えたの。
 最初見つけた時は顔みたいだなと思って記念写真撮っただけだったんだけど、後からムンクの「叫び」みたいだなと思い返してわざわざ2回目に探しに行ったというムンクブンブク。
遊びの為にはコースも変えます(笑)



赤沢の砂地ではヒラタエイのお母さんをよく見かけるようになった。
と一緒に潜っていた仲間が超ミニサイズのヒラタエイを発見。手乗りサイズだ。
ヒラタエイは卵胎生といって、卵を海のではなくお腹の中で孵化した子供が出て来るタイプの魚だ。
このヒラタエイは生まれてからどれくらい経ってるんだろうか?結構生まれたてなんじゃないかなぁ
出産シーンに是非出会ってみたいね。



水温が上がってほんと賑やかになってきた伊豆の海。
今年はどんな生き物たちに出会えるのかワクワクしてくる。
何が来てもいいように、心を広げとく準備をしておかないとね、追いつかないな。




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