2012年8月12日日曜日

「さかなちゃん」登場


2012年8月12日
伊豆赤沢
曇りのち晴れ
気温28.7度
南南東の風3m
水温27.1度(表層)
透視度10~15m

8月に入って随分と水温が上がった。
水深10mほどまでの浅瀬では26度とか27度とかある。
暑がりの僕にとっては、もう少し低い方が嬉しかったりするのだけど、潜り終わった後に、誰にも「寒い」と言われないので嬉しい。
透視度も、少しずつ良くなっていて、なんだか贅沢な夏だなぁ、と思わせる。現在の所、天は二物を与えている。
 ちなみに、水深30mでも、今日の所は24度程度で、さほど変わった感じではない。


上の写真は港の出口のキンメモドキ。
ほかの魚より群れの密度が高く、流れる様に動くのでなかなか見応えがある。
海底近くにいるからかもしれないけど、あまりにも凝縮した群れなので遠目に群れだと分からないくらい。バラついているより目立たないのかもしれないな。
「なるほど、群れってそういう効果があるのね」、と納得する感じだ。






砂浜の子供でも足の着くような水深には、3cm~7cmほどのコショウダイの幼魚が5個体ほどいる。
興奮度合いによるのか、斜めの金色ラインが微妙に変化する様子が面白い。
それぞれ少し大きくなるまでいてくれたら、模様の変化のステージがいっぺんに見られて面白い事になりそうなんだけどな。




今日はお一人が体験ダイビング。
大概の方は、「ちょっと覗いただけで、こんなに生物がいるとは思わなかった」と言う。
今日のお客さまも、あまりに生物が沢山いるので相当ビックリしていたようだ。

しかしこの笑顔。
彼女は今日まで、スノーケリングさえした事無かったと言うのだから、この余裕の笑顔は驚きだ。
たぶん前世が人魚か海女さんだなぁ。



僕が最初のダイビング講習をしてから8年位だったのかな。今日、ちょうど100ダイブ目を迎えた彼女は、自ら持参のフグのカブリ物で記念ダイブだ。
ダイバーは、キリのいいダイビング回数で記念にするものなのだけど、普通は一緒に潜ったみんなが水中で、「100本オメデトウ」の看板を持ってお祝いしたり、海から上がってから記念のケーキを出して上げたりして祝ったりする。
自分でカブリ物を持ってきてセルフお祝いするというのは珍しい。というか僕は初だね。まぁナカナカ彼女らしくてよろしい。
ムレハタタテダイが100匹いたら良かったんだけど、さすがにそこまでは仕込めなかったなぁ・・・

潜り終えてエキジットする時に、海水浴の子供たちから、「あ、さかな君だーっ!」っと言われていて、本人は御満悦だった様子。
そうだ、新キャラ、「さなかちゃん」はどうだろう?
ただし、魚のことはまーったく知らない、というナチュラル設定で(笑)





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