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濃厚な味わいの海辺のみそ汁。足がはみ出した小ぶりなカニは、大概の場合はショウジンガニだろう。
「あぁ、あれね、美味しいよねぇ~」となるカニのみそ汁だが、不思議なことにショウジンガニはお店で売ってない。
あの?微妙に読める字というところが苦痛な大和草本にも無い(多分ない)。ただし、「磯の蟹を食す」様なくだりはあちこちにあるらしいから、恐らくは食べていたんだろう。
近代になって鉄道が通りはじめ、観光というものがされるようになった頃から有名になってきたのではないかと妄想する。
海辺の民宿で出されたときの足のはみ出たインパクトは強烈で、濃厚な味わいは驚愕だったのだろう。
旅から戻り、家族やご近所や会社で、「いやぁ、カニのみそ汁が激うまでさぁ、なんて言ったかな、ショウジンガニ…だったかなぁ」 などと言いふらすことで、100年以上前にアナログでバズったのだろうと妄想する。
妄想ばっかりだ。
妄想ばっかりだ。
そういえばショウジンガニを最近見かけない気がする。メガロパ幼生はたくさん出現するので、いないことはないと思うんだけど、「岩を覗けばショウジンガニ」というほどではなく、追加の映像も加わらない…


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