2025年12月5日金曜日


キツネアマダイ

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体の模様にある“目玉”は、ただの斑点ではなく 「ここが顔ですよ」 と示すための偽の目だと言われてる。
見せたい相手は、大型の捕食者。
 
捕食者は 「目=急所」 と理解して噛みついてくるので、本物の目は目立たないように隠し、代わりに背ビレの“目玉模様”へ噛みついていただく──そんな巧妙な作戦ということだ。
 
そう思って少し目を細めて映像を見と
ん~、頭には見えないけれど、目には見えるかも。
 
それよりも印象的なのは、この“いやらしい”動き。
進んでは止まり、また進み、方向を変えては止まり……。
この細かいスタート&ストップの繰り返しが、とにかく撮影しづらい。
ズームで追うとさらに難しく、ピタッと捉え続けるのは至難の業だ。
 
でも、これは偶然ではなく、どうやら 捕食者にタイミングを読ませないための戦略 なんじゃないかと思うと、とても納得できる。
などと言いつつ、うまく撮れていない理由を生物の生き残り戦略の素晴らしさに転嫁している。
これも戦略か。
 


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