2014年11月25日火曜日

魚の寝姿



2014年11月25日 伊豆半島 赤沢
水温19度 透視度10~15m

今日はナイトダイビングをしてみた。
赤沢では毎週土曜日がナイトダイビングできるのだけど、その他の曜日でも前もって予約すればナイト可能だ。予約したのは僕じゃぁないんだけど、タイミングがいいので便乗・・・
なんだかんだで夜の海の海に潜るのは久しぶりだな。
夜の海はいい。
本当はライトを全部消して、薄暗い海の中でじっとして、目が慣れてきたらもやーっと何かしらが見えてくる、というようなダイビングをしたいのだけど、今日はなんかしら映像を撮ろうかなと、カメラを持って暗闇を徘徊してみた

魚も睡眠する。
高度な脳を持った生物とは、「寝る=脳の休息」という感覚とは随分違うようだけど、魚も寝るらしい。
瞼というものもないので目はつぶらないから、寝ているのかどうかは一見してよくわからない。
どうも動きがにぶかったり、体の柄が昼間とは違っていたりという点で、寝ているを判断するくらいかな。中には砂の中に潜って寝たり、自分で寝袋を作ってその中で寝るという魚もいる。
 もちろん、夜になって行動する魚もいる。昼間は砂から顔だけを出して潜っているアナゴの仲間は、夜になると普通に泳いでいる。ウツボは寝ている雰囲気はないなぁ。特に昼間と変わった感じはしない。。。

動画の魚は、「アオサハギ」。大人でも10センチ程度の魚だけど、このアオサハギの体長は1センチにも満たないような子供だ。
 目はキラキラとしていて、起きているように見えるかもしれないけど、これが寝ている姿。
寝てる間にどっかに流されちゃわないように、口で海藻をくわえて場所をキープしているんだ。なんかさ、あまりのけな気さにノックアウト。。。
 今日は少しウネリの影響を受けていて揺れていたんだけど、その分、耐え忍ぶようなアオサハギの寝姿がみられたので良かった。今日のナイトはこのアオサハギちゃんで十分楽しめたな。

それにしても、ホントに寝てるのかな?と思わせる。
目も動いているしね。ヒレもパタパタしてる。
人間と魚とは「寝る」と言う感覚が随分と違うのかもしれないね

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