2012年4月5日木曜日

Charlie Brown


2012年4月5日
伊豆赤沢
晴れ
気温18.2度
西南西の風10m
水温12.8度
透視度7~15m


色々な種類の桜が、次々と咲き乱れて、いよいよ陸は春なのかと思わせているところなのだけど、海はどうもそうではないらしい。
「今年の冬は水温があまり下がらないまま終わりましたね」なんていうのは早かったみたいだ。
今日は水温12度台。
赤沢の港内のワカメは、「育ちが遅くてかわいそうだなぁ」なんて思ってたけど、いやいや、今日は喜んでるように見えた。



富戸のカスザメはそっと手で砂を払っても、まったく動く事が無かった。
気配を察知して泳いで行ってしまわないようにと、慎重に砂を払ったとはいうものの、それでもまったく動く気配がない。
あまりにも動かないので、よく見て見ると、目が白く濁ってた。

何か病気で弱ってたのかもしれない。
残念と思う反面、カスザメというのは普段、目で見て周りの状況を判断しているのかな?と思う。




赤沢の港内にいるヒゲダイの幼魚。
下顎にある髭を写してやろうと、少々覗きこんだのではあるのだけど、なんだか胸鰭の横に飛びだしてる物がある。
横腹が切れて内臓が飛びだしたり、何か腫れ物があるのかなと思ったのだけど、これはどうもウミビルのようだ。
陸のヒルのように、くっ付いて栄養を吸い取る生物だ。
このヒルを自分で取る事はまずできないだろう、うまく育つのだろうか?


土曜日の土砂降りの富戸の海でエントリースロープに向かう途中、海岸に打ち上げられた人形がふと目に入った。
見送りに来たゲストの子供たちに、「あの人形救ってあげてよ」と言って潜った。
土砂降りだし、海は冷たいし、子供達に何か面白いことあったらいいなと思って、目にとまった人形の救出を言ってみたのだけど、戻ってみたら大事そうに胸元に抱いていた。
スヌーピーの飼い主、チャーリー・ブラウンの人形だった。

調べて見たら、18年前にマクドナルドで販売されていた人形だそうだ。
18年間、海で漂っていたわけでゃないと思うけど、何がどうやって海岸に打ち上げられたのだろう?
ともかく、チャーリーは、女の子に拾われて、無くした靴と帽子を手に入れた。


海では、何が起こるかわからない所が面白いんだろうな。
意識せず、一期一会を楽しみたいもんだ。



2 件のコメント:

  1. あやかが 「なんだかすごいうれし~♪」と言っておりますw

    返信削除
  2. チャーリーが喜んでるんじゃないの?(笑)

    返信削除