2011年5月9日月曜日

【5月8日:赤沢】 ミラクルの深さ

今日はボートポイントの水中ガイドとバブルヘルメットという潜水具のテストだ。 海は見事に穏やか。最高気温が25度を超えるらしく、朝から夏の様に暑い。 午後からは南西の風が強めに吹く予報だけど、これだけ晴れて気温が高いと、相当吹いてくるんじゃないかという観天望気だ。 5月8日 赤沢 晴れ 気温28.1度 南南西の風5m 水温15度 透視度10m前後 

矢吹丈のようになっている女子ダイバーは燃え尽きている訳ではない。 バブルヘルメットという潜水具のセッティング中だ。 90年代初め頃にフランスで作られたこの潜水具は、金魚鉢のようなドーム状の透明ヘルメットを被って潜る。似たような物で、シーウォークというリゾートなどで手軽に潜れるアクティビティーがあるけど、シーウォークは給気ホースで陸上と繋がっていて自由ではない。 このバブルヘルメットは背中のスクーバタンクの空気を呼吸するので水中では自由だ。

構造の考え方としてはとても単純で、ただ単に潜るのであれば何の支障もない。慣れれば一人で被って潜ることもできるほどに簡単なのだけど、微妙に供給音が止まらなかったり、わずかに水が浸入してきたりというのがある。
力学上?ヘルメットの中すべてに水が入ってきてしまうということはなく、潜るのには支障はないので、今まで何回も水中レポートととしてテレビ撮影に使用してきたのでご覧になった方もいるだろう。ニュースステーションで、すが潮美さんが潜ったり、ウッチャンナンチャンの南原さんが知床の流氷にもぐったり、作家の谷村志穂さんが潜ったこともあった。 最近では東MAXも潜ってる。 でも撮影で使うからには、やっぱり完璧にしないといけない。だから度々「何故」を追求するテストを繰り返してきた。 正直、「なんでそんなに原因がわからないのか」がわからない。というくらいな状況で、フランス的と言うか、ヨーロッパ的な機械造りの考え方との戦いだったような気もする。 僕思うには「大胆な発想だけど少々大雑把でわかりにくい」という構造だ。日本のダイビング器材は、控えめで面白くはないけど繊細でわかりやすい。 まぁね、日本人はこんな大胆な潜水具を作りはしないね。  (このユーチューブを見終わって出てくる「バブルヘルメット」は09年のテスト。音声付きです) 今回のテストは成果があって最終章に入った。もしテレビで見かけたら成果を楽しんでください(笑)。



映像の撮影は「河童隊」中川隆カメラマン




 


 
 

2 件のコメント:

  1. Eさんの表情いい感じです!
    楽しさが伝わってきます。(笑)

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  2. 今シーズンのタケノコはもう終わりかなぁ
    ホント楽しいんですよ、ハンティング魂に火が付きますぜ!
    掘りまくると汗もかくしね
    “タケノコダイエット”ですよ!

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