4月29日
赤沢
晴れ
気温17.5度
東の風1m
水温15度
透視度10~13m
暑いくらいの日差しもうれしいけど、透視度がぐっと上がったのがうれしい。港内の浅瀬でも10mは見えてる。
今日明日はスクール、やっぱり最初のイメージとしては綺麗な青い海の方がいいに決まってるからね。よかった。
それにしても暑い!日差しが強すぎて顔もフィンになる。
いざ海へ!
今回は8人の仲良しグループさん。ちょっと合宿みたいで楽しい。
スクールなもんで外海には出てないのだけど、港内の砂地で転がる不思議ちゃんを発見。ウミウシの「カノコキセワタガイ」。
普通は砂の中で生活しているらしく、いつでも出会えると言うお方では無い。今日はスクールの皆さんの華麗なフィンワークのお陰で会えたのかも(笑)
スクールの生徒さん達は、このなんだか訳のわからない物に、ほぼノーリアクション。そりゃそうだ、初めて海に潜ったのに、これはさすがに何だかよくわからない。喜んでいるのは付き添いで潜ってた生徒さんの友人ダイバーと僕だけか。
ファンダイブのガイドの時よりも、体験ダイビングやスクールでのダイビングの時の方が“意外なところの意外な面白生物を発見”という事が多い様な気がする。
たぶん“何か面白いものを見つけよう!”という変な気合いというか、邪念がないからだろう。
無に近い気持ちでいると、目に入ってきた風景に柔軟に反応することができる気がする。
そういう意味では、またカノコキセワタガイに出会おうというのは邪念中の邪念だ。
さすがにスクールでは軽く流してしまったカノコキセワタガイを、もう一回よく見てみたいな、なんてことは思ってはいけない。
フラッシュ炊いて写真撮ればもっと色が出たのに、などもってのほかだ。
うむ。禅の修行でもしようか。
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