2011年8月24日水曜日

【8月24日:伊豆海洋公園】 fly high





8月24日
伊豆海洋公園
晴れ
気温27.6度
水温20度(水深25m以深)
   24度(表層)
透視度30m(水深25m以深)
    10~15m(表層)

土曜日から赤沢、富戸、富戸、大瀬、伊豆海洋公園と潜って色んな海を楽しんでる。
伊豆は変化に富んでいて実に面白い海だ。

昨日からは晴れ!寒い位の雨が終わって夏が戻った!とは言うものの気温は殺人的に暑い訳じゃぁない。もはや秋なのか?秋なんだろうな。
伊豆のダイビングはここからが本番だ。

今日の伊豆海洋公園では水深25m辺りから、少しひんやりとして綺麗な水があった。
砂の斜面に溶け込む様な濃いブルーを見ていると、吸いこまれそうでなんだかドキドキする。いい気分だ。
思い切って中層を泳ぐと、「ダイビングは飛ぶもんなんだな」と久しぶりに思った。


お客様と海の生物との2ショット色々。



ゴンズイの子共の群れを多く見かけるようになった。
毒のある魚ではあるけれど、ゴンズイの方から棘を振りかざしてきたりはしない。かわいいもんだ。
魚類の中でも群れっぷりは見事。

あ、大きな黄色黒はゴンズイじゃなくてダイバーですよ。




大瀬ではネジリンボウにじっくり迫ってみたり。
さっと見て通り過ぎずに、じっくり見ると新しい発見があったりして楽しい。







富戸ではやたらとオトヒメエビを見る気がする。
ウツボの口の中をガッチリとクリーニングする様子もたまに見られたりする。オトヒメエビはでっかいので、さすがのウツボでも口からはみ出す様子は一見の価値あり。
タイミングが合ったらラッキーだね。





ナンヨウツバメウオもチラホラ出現している。
海底にも面白い物はいっぱいあるけど、水面も忘れちゃいけない。
この時期の海は下を見たり上を見たり、結構忙しい(笑)



                                            写真提供:KANAさん
久しぶりにクロホシイシモチの産卵に立ち会った。


今にも産卵しそうなカップルを狙ったのだけど、どれくらいで産卵するかなんてわからないので、お客様に紹介するには勇気がいるんだけど。今回のカップルは5分ほどで産卵してく


今か今かと見続けて30分、なんてこともあるので今日はラッキーだったなぁ。








最初の音は、「産んでくれー」とつぶやく僕の声。


口の中で卵を守るクロホシイシモチなんて、潜ればそこらじゅうにいるんだけど、産卵した卵を咥える瞬間というのは、そこらじゅうで見られる訳じゃぁなない。


なかなかこう、見極めは難しい所があるんだけど、“これは産みますよっ”って紹介するんだから、ガイドの面目として産んでくれないと困る訳で、カップルへのお願の声ですな。


すっごく普通でいて、かなりプレッシャー感満載な海の神秘。

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