8月19日
曇りのち雨
気温29.1度
南西の風3m
水温19度(ボートポイント20m以深)
24度(ビーチ、ボート表層)
透視度20m以上(ボートポイント20m以深)
10m±(ビーチ、ボート表層)
来た。冷水の様に冷たい水がボートポイントの深場にやってきた。
潮回りにもよるのだけど、今日の午後2時のボートでは水深20mを境に下は19度、上が24度。
19度というのは数分いる間に僕の温度計が下がった範囲内であって、恐らくもっと冷たいだろう。
痺れるように冷たくて、恐ろしいほどに透き通ったブルー。
沖に面した急斜面である赤沢のボートポイントでは珍しいことじゃない。これが普通なくらいだ。
元々、深い所には長くいられないんだから、グレートブルーを堪能してみてほしいな。
アオリイカは絶好調だ。
今日も10杯以上のアオリイカが乱舞していたのだけど、どうも雄の数が圧倒的に多いらしく、雌の奪い合いの激しいバトルが繰り広げられていた。
バトルは人間が見てるのなんてお構いなし。
すぐ目の前で50センチ以上のアオリイカが取っ組みあっているところが見られてる。
体の模様が激しく変化する様子は圧倒的だ。
あ、動画撮ればよかったな。
明日は動画撮ろ。
浅瀬のロープに寄っていたこいつ。
「なんだこいつ?知らないなぁ…」
緑の目におちょぼ口って顔はめっちゃカワハギ系チックなんだけど、腹鰭が2本出てるじゃん。それに尾鰭はVの字タイプだし。
カワハギ系の腹鰭は1本の棘になってるし、尾鰭はVに別れない。
調べたところこいつは、「ギマ」の幼魚。
ギマはカワハギ科とは独立してギマ科を運営するオリジナリティー溢れた種類だ。
「ふーん、ギマねぇ」
もちろん大人のギマも見たことない。
海は広いな。
「えっ?、あれじゃん、ほら、ハコフグ幼魚の隣の写真のあいつだっ!」
指名手配犯を見つけたみたいだ。
黄色に黒の点々模様が可愛いハコフグの幼魚を図鑑で見ると、その隣に色を反転させたようなハコフグが載ってる。
横の写真をチラ見しながら、「こんなハコフグもいるんだなぁ、見てみたいな」、くらいにしか思ってなかったので、いざ会ってみると名前が思い出せなかった。
これは「クロハコフグ」。
まんまだ。がっかりするほどまんまの名前さえも出てこないほどに準備は出来てなかったというわけ。
今年はなんだか初めて出会う生物が多いなぁ。
今年はなんだか初めて出会う生物が多いなぁ。
別に捜している訳じゃないんだけどね。
びっくりする出会いが明日も待ってるんじゃないかと思ってワクワクする。
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