9月4日
獅子浜
曇り
気温28.8度
南東の風3m
水温24度
透視度2~10m
東は時化が続いているので西へ。
大瀬へ行こうかと思ったんだけど、獅子浜と言うポイントへ行った事がないので、この際行ってみた。
この獅子浜。エントリーエキジットがもの凄い楽ちんだ。背負った場所から桟橋を渡るとコンクリートのステージがあり、そこからは階段あり梯子あり、スロープあり、海底には講習用に掴まる棒さえ設置してある。至れり尽くせりのポイントだ。
さて獅子浜の水中。
全体的に大きめの貝殻が混じる砂泥の急斜面というのが最大の特徴だ。
浅瀬や、斜面に点在する岩にも海藻らしい海藻が生えていないのも印象的、ミルはちょっと生えてたけど、そんなもんだろう。
殺風景と言えば殺風景。
この海を、全く面白くないと言う人と、物凄く興味を引かれると言う人とキッチリ別れるような気がする。
目の前の色んなものに興味があるダイバーには向いている海だろうな。
浅瀬のハナハゼは物凄かった。
川奈の奥でハナハゼが乱舞していたのを見て、さすが川奈だなと思ったけど、そんな比ではなく大量に群れていた。
それも隠れることなく、目の前で堂々とヒレを広げて泳いでるんだ。
ハナハゼ好きにはたまらない。
僕がプライベートで潜ったら、1時間、このハナハゼでもいいくらいだ。 とにかく沢山で、近い。
これはチュウコシオリエビか?
チュウコシオリエビの「チュウ」がなんのチュウなのか気になるところだが、いつでも突っ張ってチョキなところがカワイイ。
コチは目の模様が面白いので思わず見とれてしまうんだ。
このコチはセレベスゴチだろうか、オニゴチだろうか、目の上にはまつ毛の様なふさふさ模様がある。
綺麗な目だ。
キサンゴの仲間いたるところに生えている。
ガレ的で殺風景な斜面に、オレンジ色のキサンゴは鮮烈だ。
富戸や赤沢のイボヤギのように、オーバーハング的な斜面の裏側に付いているのではなく、小さな岩にポッコリと乗るように生えているので面白い。
バックにハナハゼ。なんて写真も狙えるだろう。
枝がとても長く、エントウキサンゴなんだろうか?伊豆高原でこんな風にキサンゴを見る事は少ない。
年中穏やかな獅子浜だから折れて無くならないんじゃないのかな?ここならではの風景だろう。
劇的に深いわけではないので、じっくり生物を捜すのも楽しそうだ。
アカオビハナダイやサクラダイも水深25m前後で現れていた。
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