赤沢
晴れのち曇り
気温28.4度
無風
水温22度(表層)20度(水深10m)
透視度5m~8m(表層)8~12m(水深10m付近)
南東からのまったりした微妙なウネリはあるものの、浅瀬の砂も舞わず穏やかです。
表層の水温は22度と21度が混ざっているようです。少し沖には23度という潮があるらしいので、さっと23度になってもおかしくはないですね。
透視度は水温の高い所では少々濁り気味、5mとちょっとといった感じです。でも、水深10mほどまで行くと少し冷たくなって透視度は良くなっています。
今日はあまり深い所まで行っていませんので、その先は不明ですが、ボートポイントではワラサ(小さいブリ)の群れがすっと旋回していたとか・・・
赤沢のボートポイントは群れが見どころのうちなのですが、どうも今年は群れが少ないなぁ、と思ってたんです。
ムツやクロホシイシモチの小ぶりな群れどまりでした。イサキなんて小型の群れも見ない位。
「ドーンと一発群れ来ないかなぁ」と思っていたのですが、水温が上がってきて、そろそろ群れシーズンになるような予感もします。
今日は写真を撮っていないので、ちょっと前の奴を。
マツカサウオ。
体長3cm程度のまだ子供ですね。このままアクセサリーになるくらい金色が本当に綺麗な魚です。
このくらいの大きさのマツカサウオは、お気に入りの岩陰があると暫くの間居続けます。ひと月以上いることも珍しくありません。
カメラを近づけても岩陰からは出ようとはせず、スルっとかわして元の場所に。
背ビレと腹ビレは太いトゲになっていて、食べられてしまった時に相手の口の中で立てて飲み込まれない様にするそうなのですが、よほどそのトゲに自信があるのでしょうね。
「はいはい、食えるもんなら食ってみなさいよ」といった具合なのでしょうか…
逃げないのを良い事に、カメラだけをグッと近づけて下から撮ってみた写真。
「おおっ結構アップで撮れるじゃん!」などと喜んでいたら、ふと怪しい突起が目にはい入りました。
なんかマリモみたいなフサフサが2つ。
もしかしてこれがマツカサウオの発光器なのかしら?と思ったわけです。
調べてみると・・・
「マツカサウオは下顎の先端に1対の発光器を持つ」とあります。
下顎ですねぇ、先端ですねぇ、1対ですよ。
さらに。
「共生しているバクテリアによって発光する」とのこと。
このマリモみたいなフサフサ感はバクテリア、棲んでそうじゃないですか。
*すっごいわかりずらいですが、右から左に「シュッ」っとなっている黒いところが口です。下顎、薄いです。
ネットや図鑑でマツカサウオの発光器について調べたのですが「これがマツカサウオの発光器です!」と写真や図で示してある文献にはまだ辿りついていません。
なんでかなぁ・・・?
もう調べるのは面倒になりました。これは実際に光っているところを確認したらいいわけですね。確実です。
実は先日の土曜日のナイトダイビングで見てはみたのです、でもまさかこんな顎の下だなんて思ってなく、目の下くらいなんじゃないかと思ってたもんで。
「光ってないねぇ」とすぐに諦めてしまったんです。
今度はもっとぐぐっと顔を低くして、見上げるように見てみなきゃ!
また土曜日のナイトダイビングで再チャレンジするか
うーん、昼間でも見る方法はあるかもなぁ・・・
ちょっとアイデア浮かびました
さて、実験はいつにしましょう。
ゲストの皆さんが「やってみたい」とおっしゃるようでしたら、やります(笑)
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