通り先ビーチ
雨
気温21.0度
西北西の風1m
水温23度
透視度8~10m
東伊豆は依然として闇の様な海なので西伊豆の青い海へ。
久々に土肥の通り先ビーチでダイビングです、いやぁ、久しぶりですねぇ
土肥の通り先ビーチはビーチだけど限りなくボートエントリーなんですね。結構楽チンです。
記念にダブルで飛んで頂きました。
今年の夏は台風の超直撃がなく、「西伊豆でなければ潜れない」ということがなかったので土肥に限らず久々の西伊豆です。
ムラサキハナギンチャクがあちこちに居るのを見かけると、「あぁ西伊豆らしいなぁ」と思います。
大瀬崎や土肥などはしっかりとした内湾になっていて、あまり波も立たず、海底も泥まじりの砂ですのでムラサキハナギンチャクには棲みやすいのでしょう。サラサラの砂の赤沢なんかでは見る事のできない生物です。
管のなかに棲むというのがムラサキハナイソギンチャクの特徴。
スナイソギンチャクのようにへばりつくように海底に触手が出るのではなく、そそり立った煙突の様な管の上から触手が出ています。
管が木の幹のように見えるので、花が咲いた様に例えられる事が多いのでしょうね、ほんとうに花が咲いたようです。
カシパンの類が多いのも西伊豆チックですね。
ヨツアナカシパンは小ぶりですし、色合いも本物のクッキーのようです。
通り先ビーチの水深20mほどにある沈船。
まだなんとなく船の形になっています。小さくても沈船にはワクワク感がありますね。
沈船の周辺にはアカオビハナダイやスミレナガハナダイなど、可憐なハナダイ達がたくさん。
綺麗ですねぇ。
写真は、どうせ撮れないだろうと思って全く撮る気のない1枚です、すみません。
もちろんアカオビハナダイの雄なんて撮ってません・・・
実物見に来てください。
驚くほどでっかいコマチコシオリエビ。
どうも西伊豆で見るとでっかいような気がするのですが、なんででしょう?
ウミシダ自体は大きいわけではないのに・・・
ここまで大きいと見やすいですねぇ。こういうのがガンダムに出てたような気がするんですけど、ズゴック、じゃないんですよねぇ・・・
モビルアーマーって奴ですかね? 思い出せません・・・
ソメンヤドカリを見つけても、背中のベニヒモイソギンチャクはビビって閉じてしまって、さらにはピンクの防御用槍糸を出しまくっている状態の場合が多いのですが、このソメンヤドカリが背負っているベニヒモイソギンチャクは閉じずに開きっぱなし。
ソメンヤドカリ君もあまり逃げる様子がなく、ゆっくり歩いていました。
試しにイソギンチャクをつついてみると、一旦は閉じるものの、すぐに開いて元に戻ります。
防御用の糸を出すなんて気配はまったくありません。
思ってみれば、ベニヒモイソギンチャクが閉じてピンクの糸を出しまくっている時は、ソメンヤドカリは全力ダッシュで逃げるパニック状態か、殻に閉じこもって引きこもりの態勢だったかもしれません。
もしかして、ヤドカリが恐怖を感じると連動してイソギンチャクも恐怖を感じる様なシステムになってるんじゃないですかね?
うーむ、今度会ったら目で威嚇してみようかしら?
と思うと会わなかったりするんですよねー・・・
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