2011年7月6日水曜日

【7月6日:赤沢】 夏の予感


7月6日
赤沢
晴れ
気温29.9度
南東の風2m
水温20~22度(表層)
   16度(水深15m以深)
透視度7~10m(表層)
    25m以上(水深25m以深)


昼ころにやや力のありそうなウネリが出てきた。海は刻々と変わる。
水温は相変わらずぼやっとした2層になっていて、今日の午前10時のボートポイント4番では、表層は22度、超表層は23度ある。水深15mでは、すでに水温16度でキッパリと透き通った水が来ていた、25mを超えるとどこまでも見える様な怪しい青い世界だ。

そこそこの透視度なのでカメにも出会えた。また0番ポイントあたりだ。大きさ的には前に出ていたカメと同じくらいだけど、今度は甲羅に白いポイントがあったので違うカメだろうか。


陸上は真夏のようだけど、僕は6.5ミリのカブリのウエットスーツ、というかほとんど水の入らないドライスーツ状態なので余裕で楽しめるけど、ボートをリクエストする方はそれなりに対処して来てくださいね。
まぁ表層は暖かいので上がるとホッとできるのだけど、22度からの16度は結構シビレるのであります。









ボートポイントの斜面では久しぶりに良い型のムツの群れを見た。


ブリの子供の群れも良く見るようになったし、タカベの群れも舞って、赤沢特有の食用魚の群れが戻ってきた感じだ。


定置網も魚が獲れて活気づいているらしい、夏に向かって盛り上がる様でうれしくなる。







海底からピョーンと一本伸びた怪しく青い紐。


釣り道具のゴムのようだけど、これはゴミじゃなくて海藻。「フトジュズモ」という海藻だ。









まったく枝の分岐はなく一本。


節の用になっているのは細胞が繋がっているんだ。


海の中の竹みたいだけど、竹よりも真っすぐで横道にそれない。一本通り過ぎた海藻だ。


これも初夏が旬。



近くで撮ると青白くならないのはなんでかな・・・?






これも夏が旬。イボニシという巻貝の集団産卵。


黄色いのが卵で、まわりのコロコロしたのがイボニシだ。ここに集まっているイボニシ達は小さなフジツボが不着してるね。






港の壁面などで産卵しているところをよく見かけるけど、これはボートポイントの水深13mほど、外洋に面した斜面の岩だ。


浅瀬の岩陰なので産卵するイメージが強かったのでとても意外だった。




イボニシの誰かが産卵し始めると辺りそこらじゅうからイボニシが集まるのだろうか?ざっと見ても100はある。












携帯も町内放送もない世界で、一か所に集中できるというのは、なにげに不思議だ。


化学物質的な信号を出しているのだろうけど、よくもまぁピンポイントである一か所に集合出来るものだと思ってしまう。










































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