2011年3月21日月曜日

いつものように、再開です。



あちこちで綺麗な桜が咲いている。
河津桜は満開から散り始め、城が崎桜は今まさに満開。昨日は静岡気象台が、全国で一番早くソメイヨシノの開花宣言を出したそうだ。


海では海藻がぐんと成長し、魚の稚魚達が目につく。真冬に比べて少し透視度が下がったけど、汚いというのではなく、栄養豊富で力がみなぎってきているような“春らしさ”を感じる海だ。
色々なところで色々な生物が動き出している気配がする。


JR伊東線と伊豆急行は、運休したり間引き運転になったりして安定せず。都会ではガソリンも少ないので車も動かさない。そんな現状だし、災害で旅行する気分じゃないだろうし、原発の処理はまだまだ終わっていなしいし…

「この連休、伊豆へ観光に来る人は8割から9割減った」と、伊豆新聞に書いてあった。
確かに国道は空いているし、海にはダイバーの姿はなく、まるで真冬の平日のよう。様々なイベントは中止になり、旅館やホテルの予約もキャンセルがあいついでいるという。
これは伊豆の観光産業にとっては死活問題。まさに首の動脈を締めつけられているようなもんで、このままだと死んでしまいかねない。

でも、まだ完全に血が止まったわけじゃない。

伊豆にいらして頂いて、海や陸の自然や歴史を見て感じてもらい、スッキリといい気分と笑顔になってもらいうことが僕の仕事。

地震の影響じゃなくても忙しかったのに、物凄い通勤ラッシュになったり、様々な影響で仕事がはかどらなかったり、食べたいものも買えなかったり。今までよりさらに疲れてしまった皆さんに、のんびりと息抜きをしてもらって笑顔になってもらうというのは必要なことだろう。

伊豆半島は計画停電の範囲内ではあるけれど、ガソリンもあるし、食べ物もある。美味い魚も獲れてる。自然もそのままだ。
人々を癒す能力は十分にある。
今こそが都市に近い伊豆の環境の能力を、十分に発揮するべき時なのかもしれない。

お客様は減るかもしれないけど、求めて来てくれる人はいるはず。
前にも増しておもてなしの心で、使命を果たさなければいけないのだ!と思う事にしよう。


ハイパーレスキュー隊に負けてはいられない。
逃げずに、挑もう。

今後、海の情報とあわせて、伊豆への交通情報についても随時お知らせしていくことにします。

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22:00追記

<3月22日の停電、交通について>

明日の午前6時20分から午前10時の停電は中止となりました。
 
 JR伊東線、伊豆急行線は、始発から運転をします。
 午後1時50分から午後5時30分の停電が実施されるときは運休となります。
 東海バスは、通常運転をします。

(20:43広報伊東発表)

とりあえず動くようですね。
どのくらいの率で運転するのかはわからないのですが、今日21日は、JR伊東線で90%、伊豆急行は50%の運転とのことでした

伊東市は計画停電グループ5です。

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