2011年1月14日金曜日

【1/8:富戸】卯!マンボー


晴れ
気温10.1度
南東の風1m
水温15.7度
透視度20~25m


年末から随分と咳が出ていたのですが、ようやく元に戻った感じで富戸の海でございます。最近は北というよりも西寄りの風が強いので、富戸の海は穏やかが続いています。
年明け後、水温はぐっと下がって15度台。超表層は16度台みたいですが、うむ、まぁ・・・。冷たいですね。今シーズン初のドライスーツを着てみました。

さすが冬の海!というくらいに透視度はいいです。
多少白っぽい感じはしましたが、どう悪く見ても20m、25mは普通に見えています。
25mなんて陸上ではすぐ先のことなんですけどね、伊豆の海で25m見えていれば「凄いなー」と、遠い目になってしまうレベルです。

遠い目で砂地を眺めていたらマンボウがいました!

という、お正月にふさわしい様な絵作りをしてみたのです。

沖縄からプロダイバーの友人が遊びに来たので、昨日は近くの居酒屋で伊豆の美味い魚を食べたのですが、そういえばマンボウの百尋が出てきたなぁ・・・と思いだし。
この富戸のマンボウと、どうも繋がるような気がして来て、親近感が湧きました。






沖縄から来た友人は、「伊豆らしい生き物が見たい」というので、このホウボウはじっくりと見ました。
つかず離れず見ていると、ホウボウの目の前からサッっと逃げ出す小魚がいました。
このホウボウ君、獲物に逃げられたのがよっぽど悔しかったのででしょう。あたりをグルグル、グルグルと回って捜索している雰囲気です。
僕らのことは眼中にありません。

足の様に見えるのは、綺麗に広がった胸鰭の、前3本が独立して足の様に動いているんですね。完全に足の様に動いてますが、足じゃぁないんです。一応魚類だし。(でも面倒なので以下「足」)
良く見ると、しなやかにカーブをしていて、関節はありません。
足の先端は味覚が解るように発達していて、砂の中の美味しい物を捜しているのだそうです。

確かに、足先で砂の中を探ってる感じですねぇ。
きっと真下ってのは見えないんだろうなぁ。


最近、魚屋さんでホウボウがたくさん並んでます。
丸ごとのホウボウを買って帰って、胸鰭を実際に動かしてみると面白いですよ。
胸鰭を広げると足も出て、閉じると足も閉じて、連動しているのがよくわかります。実際に動かしてみると、胸鰭を閉じた状態では、足を出す事は出来ないんじゃないかと思われます。
動画のホウボウも全開ではないけど、胸鰭開いてますもんね。

さばいてみると、ビックリするくらい大きな魚が胃袋から出てきたりします。
結構獰猛な奴みたいですよ。

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