写真:TAKUTO/川奈ビーチ |
2012年8月17日
伊豆赤沢
晴れ
気温32.1℃
南西の風1m
水温26.1℃
透視度10~15m
今日はなんだか綺麗な海だった。爽やかな蒼い水で、キラキラと光が差し込む浅瀬に、銀色の魚の群れが通り過ぎる光景は別世界だった。
ここ何日かは穏やかな海が続いていて、天気も良く、「これが夏ですっ!」という素晴らい真夏の海になっている。
生物との出会いも素晴らしく、
川奈のボートポイント「鵜島」で、クマノミの卵を発見。「産みたての綺麗なオレンジ色だねぇ」などと言っていると、目の前で産卵を開始した。
ダイブのかなり後半で出会ったので、10分ほどでタイムアウトだったのが惜しいところだけど、狙わずに見られたのだから幸運だ。
写真:TAKUTO/富戸ヨコバマ |
富戸ではサカタザメに出会い、そっと写真を撮ったりしていると、向こうから別のサカタザメが接近。
鼻先が触れる様なニアミスをしたので、何かあるのかと思ったのだけど、彼らはお互いにあまり関心が無かったようだ。
写真:YUMIKO/川奈赤根) |
いや、実際は沢山見かけているのはウミウシ好きなゲストであって、僕は数個体しか発見していおないのだけど、まぁそれにしても多い。
そうも恋の季節なようで、交接中のニシキウミウシに出会った。
赤沢では体験ダイビング中にヒメイカを発見、「世界最小のイカなんだよー」なんて言っていると、もう少し大きめの、と言っても2センチほどのヒメイカが登場。
「あ、もう一匹いたよ」と思う間もなくドッキングし始めた。
ヒメイカが夏に交接するイカなのかどうか今一歩調べていないのだけど、どう見ても交接だ。
それも体験ダイバーの手にくっついて…
写真:TAKUTO/富戸マエカド |
クマノミの産卵が活発なのか、1センチに満たない様なクマノミをあちらこちらで見かける様になった。
ミリサイズを見たいなら今のうち。すぐ成長しちゃうからね。
赤沢ビーチ水深5mの浅瀬で |
目が小さい物モードになると、色々な物が目に入ってくる。
まだスケルトンなボディーをしたソラスズメダイは、宝探しの様で楽しい。
コロダイの2センチ弱ほどの幼魚も多く見かける感じだ。
ブリの群れ:赤沢/イボヤギ岩(水深15m) |
かと言って小さい物ばかりが面白いわけではなく、少し沖合に出れば、ブリの塊の様な群れに会う事がある。
写真はちょっと遠目だけど、目の前を囲むように泳いでゆく事があり、圧巻だ。
ほんと、何に出会えるのか明日が楽しみな海になってる。
凄いですね!!
返信削除クマノミの産卵、初めて見ました。
いつか、生で見てみたいです。
貴重な映像ありがとうございました!