2012年2月28日火曜日

1000年



伊豆は思いのほか歴史が深い。

伊東の市街地にある葛見神社は、派手さのまったくない、実にひっそりした神社だ。
この神社の歴史は、あまりにも古すぎて創建年代はわからないそうだが、だいたい1000年、と言うような歳月がちらつく。





葛見神社の境内には物凄い大木がある。
樹齢は推定1000年以上。昭和8年に国指定の天然記念物になっているという大クスだ。

少し離れて見ると、正直、木には見えない。
一本の幹が上に伸びていると言う木のイメージとは全く違う、なんだか塊の様な様相で、まるで岩みたいだ。
「これが木なのか?」と思うけど、上を見上げると、確かに枝があって葉が茂っている。確かに、木だ。

台風などで、結構大きな幹が折れたりしているらしく、周囲が15mあるという根元の大きさの割には上への広がりが無い様子だ。いくら植物が長生きとはいえ、1000年というのは長い時間なんだろう。

「1000年かぁ」と思って見上げて見るけど、1000年がいったいどれくらいなのかは、よく分からない。
せめて目の前の迫力を写真に撮ってみようと思ったけど、そんなもん全く写るわけなかった…
写真で1000年は伝わらない。


1 件のコメント:

  1. 伊東の凄い奴ってこの子ですね!
    では、次回は伊東でパワー充電したいと思います。

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