2014年7月3日木曜日

真っ赤な海



 
2014年7月3日 伊豆半島赤沢
水温24度(表層) 透視度10m(表層)

相変わらず水温三層構造なんだけど、水深5mくらいまでは24度台と温かった。25m下のディープな所は15度ほどだから、なんと10度の差がある…
人間でも1度の差は感じられるのに、海の生物にとって10度の違いは別世界だろうな。

 写真はボートポイントの三角岩と呼ばれるトンガリ岩。ここは水温23度くらい。
すぐ下まで迫っている20度前後の水を嫌ってなのか、トンガリ岩のてっぺんにキンギョハナダイが大集結していた
ほぼ目の前真っ赤

 「海底が見えてないと絶対にいやなのっ!」という完全沖合型ではなく地面あっての浮遊的魚達にとっては赤沢の急斜面は好都合だろう。なんせ水深5mから100mまでを殆ど移動することなく行き来できる。
今日は多分「暖かい浅瀬に行くよ~」って事で集まっていた気がする。
ダイバーでさえ、暖かい所選んで泳いでたしね。おんなじだ。

あ、ここ数日アオウミガメもよく見かけます。今日は2匹でぐるぐる回ってた。1匹は首周りと手のヒレにフジツボが多い個体で、割とダイバーを怖がらないのんびりタイプ。一昨日もふと見上げたら目の前を泳いで手こっちがびっくりしたくらいだ。
追い掛けなければターンして近づいてきたりして、けっこう可愛い。
爬虫類だからね、彼らも暖かい方がいいんだろうな。
赤沢のボートポイント、0番手前の小浦鼻から3番にかけての水深8mあたりをウロウロしてるみたい。
 
出会ったら無理に追い掛けたりしないようにしてあげてね。

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